3メガバンクの新卒採用が3分の1に、デジタル人材は争奪戦

塾長ブログ

3大メガバンクと言えば、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行ですね。その3大メガバンクが新卒の採用人数を減らします。なぜでしょうか。

店舗の統廃合・事務の効率化

 やはり一番大きな理由は店舗の統廃合と事務の効率化でしょう。店舗数が多いと銀行にとっては人件費や物件費がかかります。銀行は現在のゼロ金利政策で貸出金利をあまり上げることができない、さらにコロナ禍であまり景気が良くないことからお金を借りてもらえないのです。そのため、銀行同士が貸出金利を下げることが激化し、貸してもあまり儲からない状況になっています。地方銀行などでは貸せば貸すほど赤字になるなんてこともあるようです。

新卒採用を減らす一方で、専門人材の採用は強化

 新卒の採用人数は減らす一方で、専門人材つまり金融工学やシステムに強い学生などは奪い合いの状態になっているようです。三菱UFJ銀行は大卒1年目から初任給が1000万円以上となる可能性のある人材を採用するようです。ビッグデータ・AI(人工知能)・フィンテック・IT関連に強い人材は就職で困ることはないようですね。今後はますます理系人気が高まりそうです。

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